社長ブログ

お金で困る人、困らない人【こおろぎ】より

(2005年12月14日)

前々から欲しかった500万円の車を「今なら特別に300万円にしてあげるよ!」と言われたら、あなたはどうしますか?
 買うか、買わないかを、何を基準に決めるのでしょう?
 私はこれまで、多くの方の自己破産の処理のお手伝いをしてきました。その結果、お金で苦労する人にはいくつかの特徴があることが分かりました。もしよかったら参考にしてください。

1.お金で苦労する人は「優先順位」が整理できない。
 お金で苦労する人の多くは、目的に合わせた貯金をしていません。
 せっかく貯金しても、貯金の目的がハッキリしていないために、欲しいものが出来ると安易に下ろしてしまいます。それではいつまでたってもお金にゆとりは出来ないのはあたりまえです。
下の表をご覧ください。

図

欲しかった500万円の車を「300万円にするよ」と言われたとき、車を買うか買わないかを決めるのは、「今お金がいくらある」かだと思います。
 しかし、貯金が300万円あったとしても、今購入しようとしているのは「第三順位」の品物です。車よりも優先順位の高い「老後の貯蓄」「家の修繕費」「パソコン教室」「本代」「家族旅行の積立」などがしっかり準備できているようなら、買っても差障りありませんが、そのために、第二順位が影響を受けるようなら買わないほうがよいと思うのです。
 お金で苦労する人は「優先順位」よりも「今の感情」で買い物をしがちです。時間もお金も、基本的な順位は、1.しなくてはならないこと。2.したほうが良いこと。3.したいことです。

2.お金で苦労する人は「給料が少ないから貯金ができない」と考えている。
 「給料が少ないから貯金出来ない」という人がいますが、これは誤った考え方です。多くの場合、収入が増えるとそれまで軽四に乗っていた人が普通車に乗れるようになり、貯金をするお金は残らないものなのです。お金で困らない人は、収入が増えてから貯金をするのではなく、貯金をした残りで生活しているようです。

3.お金で苦労する人は「実像以上に自分を見せようとする」
 一つブランド品のバッグを持つと、それに合った靴や服が欲しくなるものです。しかし、どんなに着飾ったとしても、それでその人の人間性が向上するわけではありません。
 お金で苦労しない人は、自分の体裁よりも、自分自身の人間性(生き方)の向上に目を向けています。

杉井保之氏 「こおろぎ」より

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