社長ブログ

安全大会【安全と信用が第一】

(2005年12月09日)

 中鉢建設㈱(本社=旭区・中鉢次男社長)と鉢和会(佐藤健治会長)の労働安全衛生大会が5日、社員及び協力企業ら多くの関係者が参加して開催された。

 冒頭、挨拶した安全委員会の武藤三郎委員長は「労災はなぜ起きるのか、安全について一緒に勉強するのが本大会の目的です。過去の事故事例を分析すると、殆どが不注意・不安全行動が原因で起きている。作業手順やルールを守るという基本の遵守が重要で防止に繋がる。勉強会やパトロールを通して一緒に勉強し、さらには提案制度を活用して安全かつ効率的に高質の品物を提供し続けることが大切で、これが受注にも繋がる。今日の勉強会が明日からの各現場の安全作業に活かされることを期待する」と述べ、協力を要請した。

 勉強会では、服部土木部長が重大災害の原因がヒヤリハットにあることを指摘し、「環境の悪い現場ほど重大災害に繋がる。手摺や安全帯等の設備を整え安全な環境づくりを・・」とまた、片田建築部長は墜落転落災害の原因の説明を行った上で「新規入場者教育を徹底し、ヒヤリハットを無くす為には整理整頓から始めましょう」と延べ、一層の災害防止活動への協力を呼びかけた。

 勉強会を総評した中鉢悟専務は日頃の協力に謝意を表した上で「業界が厳しい環境にある中、耐震強度偽造問題は信用を失墜させる事件になった。工事の安全は一番大切だが、同時に経営の安全も考えねばならない。企業にとって利益より大切なものは何でしょうか。それは信用に他ならない。利益は結果の産物であり、信用を得た結果が利益になる。法を守り一つ一つ確実に仕事すること、顧客の喜ぶことを考えやっていきましょう」と述べた。

12月9日 日本工業経済新聞より

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