「こおろぎ」 が届きました

(2006年02月01日)

こおろぎ私は毎年、年末から仕事始めにかけて次年度の経営計画を立てます。しかし、経営計画を作り始めた頃は、つい自分で作った計画に囚われ、数字が気になって一年中ピリピリしたものでした。

しかし、「計画」、あくまでも「計画(目安)」であり、売上や結果はコントロール出来ないものです。
そうした視点から見てみると、会社はコントロール出来ない「利益」に価値をおく会社と、コントロールできる「生き方」に価値をおく会社があるようです。

こんなこと書くと、「そんなきれいごとを言っていたら、会社が潰れてしまう」と言われる方がいると思います。私自身も、約20年間、会社を経営してくる中で、何度もそうした不安に襲われたことがあるのでその気持ちは十分に分かっているつもりです。しかし、「人を大切にする」という生き方(手品のタネ)なしに、利益という「結果」を出すことが果たして可能でしょうか?

私は不可能だと思うのです。もし出来たとしたら、それは「手品」ではなく「魔法」です。きっとその魔法の副作用のために、誰かが辛い、悔しい思いをしていると思いますし、何より人にかけた魔法は自分にもかかるのです。

私の会社は、少しでも「人の幸せを願おう」としているうちに、いつの間にか皆さんからご紹介いただく仕事が全体の68%を占めるようになり、18年間も連続で増収させていただくことが出来ました。しかし、これはあくまでも「おまけ」にすぎないのです。

先日、歌手の本田美奈子さんがお亡くなりになりましたが、もう一度歌うためにガンと闘い、亡くなった彼女の努力は無駄だったでしょうか?彼女の人生同様、願いが叶わなかったとしても尊敬に値する素晴らしい生き方があると私は思うのです。

私が子どもだった頃には、伝記や大人から、どんな生き方が美しいかといったことを教えてもらったものですが、今の社会にはお金や贅沢よりも価値のあるものがなくなった気がします。その結果、多くの命に支えられてきたこの国が、人を信じることの出来ない恐ろしい国になってきた気がするのです。

私たちの人生の価値って、お金でしょうか?

杉井保之氏 「こおろぎ」より

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