社長ブログ

外断熱地熱住宅とソーラーサーキットの家 の違い

(2006年06月07日)

お客様から電話での問合せを頂きました。

「外断熱地熱住宅とソーラーサーキットの違いを簡単に教えてください」

早速、外断熱地熱住宅の先生 タマチャンこと玉川さんに連絡を取りました。
タマチャンは檜の里に出張していたそうで、以前私もご案内いただいき私のブログでもご紹介した中津川に出かけていました。
お客様に東濃檜の大黒柱などの構造材のご案内をしていた最中のことだったようです。

しばらくして、電話がなりました。
タマチャンからいつものとおりの元気な声で「これから談合坂あたりの渋滞に巻き込まれながら千葉に帰ります」との事。
私は、早速「外断熱地熱住宅とソーラーサーキットの家」の違いを簡単に説明するにはどう説明したらいいか? 訪ねました

外断熱地熱住宅とソーラーサーキットの家はどちらも約20年ほど前にさかのぼった「エアサイクル住宅」が元祖だそうです。

外断熱地熱住宅もソーラ-サーキットの家も断熱は外張り断熱工法を採用しています。
ソーラーサーキットの家には小屋裏ダンパーと床下ダンパーが設けられていますが、外断熱地熱住宅にはこのようなダンパーが設けられていません。
計測結果からこれらのダンパーを設けずに、より地熱利用を積極的に行なおうというのが外断熱地熱住宅です。

一言で言うと、ソーラーサーキットの家のマイナーチェンジが外断熱地熱住宅だそうです。

夏場や冬場の室内温度変化をなくす。
ヒートシックによる家庭内事故をなくし長生きできる家づくり。
室内の温度変化をなくす(室内温熱環境を良くする)ためにはエネルギーが相当必要です。
そのエネルギーを料金0の地熱を利用してしまう。
結果、ライフコストをかけずに室内環境を整える。

資産価値、健康住宅、耐久性、断熱性、気密性、耐震性、遮音性すべてにバランスが取れ、地球環境の保護にも貢献する住宅として最も注目を集めている外断熱住宅の採用。

外断熱工法・住宅が脚光を集めて5年ほど年月が経ちますが、その間外断熱の住宅やマンションの販売実績の増加、公共施設での外断熱改修や新技術・工法の開発など多くの実績が積み上げられ、外断熱を取り巻く環境は大きく変わり始めています。

外断熱は、単に断熱性、気密性を向上させることだけが目的ではなく、一番の目的は地球環境の保護と個人住宅の耐久性を向上させ資産価値を向上を図ることであるとも言われています。

外断熱の採用は、冷暖房などの消費エネルギーの量を抑え、CO2の削減に効果的。
外断熱の採用は、建物の耐用年数を高めることになり、木材などの資源の保護につながる。

良い事だらけの【外断熱地熱住宅】でした

でも、はっきり言います。
デメリットもあります。
建設コストが決して安くはありません。
このコストにどういう戦いを挑むか?
私たち、施工する工務店の戦いは始まったばかりです。

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