社長ブログ

こおろぎ が届きました

(2006年07月26日)

こおろぎ
100㎞マラソンに学ぶ

6月25日に、今年の元旦に挑戦を決めた「サロマ100㎞マラソン」を無事完走してきました。

おそらく私を知らない人は「100㎞走る」と聞くと、「杉井さんは、走ることが好きなんだ」と思うかもしれませんが、私は子どもの頃から長い距離を走ることが大嫌いでした。特にここ数年は、大学と仕事の両立で全く運動していませんでしたので、体重も過去最高に増え、ろくに走ることの出来ない身体になっていました。

しかし、体重が増え、走ることが苦手な私が、半年間で100㎞走れるようになったらスゴイと思いませんか?

先月号で「劣等感」について書きましたが、劣等感が強い人は、「今の結果」で自分を測るため、
(1)出来そうなことは挑戦するが、出来そうもないことには挑戦しない。
(2)すぐに成果がでそうな努力はしても、結果の見えないコツコツとした努力を続けない。
(3)成功したときに手に入るものが、ほしいものでなければ挑戦しない。
(4)ほしいもののためには、手段を選ばなくなる
という傾向があるようです。私は、経営の指導やカウンセリングの仕事をしているので、人の相談にのる以上、私自身が会社を経営し、苦手なことに挑戦していなければいけないと思っているのです。

時々、「100㎞を走ることと、経営とどんな関係があるの?」と言う人がいますが、こうした人の多くは、「自分に得になること」を求めている気がします。しかし、私はその考え方自体に矛盾があると思っているのです。私は「経営とは与えること」だと考えているので、私が100㎞マラソンに挑戦することで、誰かが「私にも挑戦することは出来るし、やり方によっては出来るかもしれない」と思ってもらえたら、それだけで充分な価値があると思うのです。

多くの人は「売上を10%上げる」という出来そうな目標で苦戦しています。それは出来そうな目標だから「従来のやり方」のまま、「出来るだけ」というやり方で挑戦しているからです。普通にやったら出来そうもない目標だから、出来るやり方を本気で考え、日々、真剣に取り組むのではないでしょうか?半年間で100㎞を走れるようになる練習方法は、仕事の上でも役に立つスキルだと私は思うのです。

半年の間には、足を痛めたこともありますし、疲れが溜まって「なぜ、こんなことをしているのだろう?」という気持ちになり走ることがイヤで仕方なくなった時期もありました。試合が近づくと、「今、肉離れしてくれたら、一年延ばせるのになぁ」という気持ちが湧いたこともありました。そんなときは、「どんなことも理想通りにはいかないものだ。その自分でベストを尽くすしかないんだ」と自分に言い聞かせて、また練習に戻りました。

100㎞マラソンは、どんな理由があっても誰かに代わってもらうわけにはいきません。人生同様、自分の足でゴールを目指すしかないのです。私も大会の途中、70㎞地点で右足首が炎症を起こしてしまって、走ることが困難になってしまいましたが、沿道で応援してくれる皆さんやスタッフの皆さん、そして一緒にゴールを目指す他の選手の姿に励まされて100㎞を完走することが出来ました。確かに走るのは自分の力ですが、私一人だったら走りきることは出来なかったかもしれません。
走ることが得意なことではなかったから、100㎞が簡単に出来ることができなかったから、この半年が充実し、走りきったときに(たとえ完走できなくても)大きな喜びがあったと思うのです。

私はこれまでに苦手なことを避け、コツコツとした努力をしてきませんでしたが、苦手なことの中に「喜びの種」が隠されていることを知った大会となりました。

杉井保之氏 「こおろぎ」より

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