こおろぎ が届きました

(2006年10月18日)

ころおぎ人生の損得勘定(2)

先月号では損得勘定について、「あれは損だ」「これは損だ」と損得勘定をするのなら、長期的なスタンスで損得を考えないと、いつまでたっても人生は良くならないということを書きました。

こうした内容を書いたのは、せっかくやることはやっているのに目先の損得勘定のために、その努力が感謝や信頼に結びついていない人が多い気がするからです。もし損得勘定するのなら、目先の損得ではなく、どんな行動をしたほうが自分の人生が豊かになるのか長期的な視点で考えたほうが良いと私は思うのです。

しかし、長期的なスタンスで損得を考えることよりも、もっと人生を豊かにする方法があります。それは「あれは損だ」「こっちが得だ」などと損得勘定せず、目の前の仕事に全力で取り組むこと。少しでも人が喜ぶように手をかけることです。

「あれは損だ。これは損だ」と考えることは、「自分の得」を考える利己的な行為です。自分の得ばかりを考える「卑しい人」を、誰が大切にしたいでしょう?同類親和という言葉がありますから、その人とよく似た「卑しい人」なら利害関係のために付き合うかもしれませんが、普通の人は、あまり付き合いたくないと思います。つまり、損得勘定をすればするほどやさしさがなくなり、幸せや人生の豊かさから離れていくのです。

ある経済学者が、子どもたちに向けての講演の中で「あなた達は、どんな人として人の心に遣りたいですか?今は答えられなくてもいいけれど、大人になったときに答えられなかったらそれは問題だよ。なぜなら人生を無作為に生きたことになるからね」と説いておられます。

皆さんは、どんな人として人の心に遣りたいと思います?

私にとっては、どんなにお金を得ても、「損得勘定の長けた人」「自分の得になることしかしなかった人」として自分の好きな人の心に遣ることは辛いことです。
私は、損得勘定をした感動のない人生よりも、全力でトライして、その結果が良くても悪くても涙が出る人生を送りたいと思っていますし、一人で食べるご馳走よりも、「好きだなぁ」と思える人と笑いながら食べる握り飯のほうが豊かな人生だと思っています。

杉井保之氏 【こおろぎ】より

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