社長ブログ

言い訳

(2007年03月22日)

言い訳とは、①、物事の筋道を説明すること。②、転じて、過ちを謝するため、事情・理由を説明すること。申しわけ。弁解。 と辞書には載っています。

日曜日の夜中の12時頃、私に思いがけない出来事が襲いかかりました。

普段は、月曜日からの新たな1週間に備えて、遅くても夜10時頃には床についている私。ところがその日に限って昼間録画してくれた女子プロゴルフの試合をテレビ観戦していました。

最近はジム通いの成果からか、腰痛の具合も良く、暖かくなってきましたのでゴルフの練習に行く機会も増え、真夜中のビデオ観戦となった訳です。

観戦後、私は布団へ、子供は自分の部屋へ、奥さんはお風呂へ、それぞれがリビングから退室しました。
リビングにはインコのジュニアだけが残されました。

私が布団の中でウトウトしていると、『ビリビリ・ジュー』と、かすかに電気がショートしているような音が・・・。少しして、何か焦げ臭い臭い。

飛び起きてみると、ホットカーペットのコードから炎か出て、ソファーを焦がしています。一瞬、自分の目を疑いました。
が事実です。すぐの火を消し止めました。

遅くまで起きていない普段の生活をしていたら、こんなに早く消し止められたのか?

調べてみると、95年製のホットカーペットで、ずいぶん働いてくれたんですね。
しかし、古くて壊れてくれたら処分もしますが、壊れ方が、火事を起こすような壊れ方は許しがたいと思いました。家族会議の結果、同じようなことがどこかで起きたら大変な事になるということで、メーカーにクレームを申し出ることとしました。

翌日、メーカーに連絡。

相手もサラリーマンですから、休日に呼び出すのも気が引けて、平日に。
ところがです。私は、自分の仕事の調整をして抜け出し、約束の時間に待っていると、メーカーの担当者は、20分の遅刻。(怒)

挨拶もそこそこに、私は今回の事故の概要を説明しました。
ところが、メーカーの担当者の第一声。
あやまるでもなく、

「これは、外的要因で起きた事故です。こんなことが起きないように何千回も試験をしていますから。」
「原因は今の段階では分かりませんが、外的要因でしょう。」

私の我慢の限界が過ぎました。

「私の使い方が悪かったかもしれません。しかし、原因はこれから調べるわけで、その結果が出ていない今、何故外的要因だと言い切るのですか? 私たちも家づくりをさせて頂いているメーカーの一つとして、クレームは製品開発上とても大切な事。だからこそ、時間を割いてこのような対応も協力しているのに、約束の時間には遅れ、おまけに原因も分からない今、使い方が悪いという。お引取りください。」と担当者に壊れたホットカーペットを渡し、帰しました。

自分の思いが相手に伝わらない。言葉とは本当に難しいなあと思いつつ、私たちの会社でも、何らかのクレームは発生しているわけで、社員さんたちの対応が心配になりました。

数日後、新聞を見ていると、回収についてのお詫びとお願い の記事。
同じメーカーが販売した、あんかの電源コードから、発煙や発火の恐れあり、との記事。でした。

朝礼で、今回のことを社員さんにお話しさせて頂き、自分たちのクレームに対する対応についての注意を促し、自宅での電化製品の点検を勧めました。

それにしても、インコの焼き鳥や、黒こげの私は想像がつきません。
大事に至らなくて、良かったです。感謝 感謝。

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