社長ブログ

【こおろぎ】が届きました

(2007年04月08日)

人生を楽しめる人

2月18日に、ニューヨークヤンキースの松井選手の出身校、石川県の根上中学校で講演させていただきました。空港に到着してから講演までの間に松井秀喜ベースボール記念館に連れて行ってもらったのですが、そこには、松井選手の軌跡が刻まれていて、私は松井選手の大ファンになってしまいました。

松井選手の生き方は、私がこれまで見てきた人生を楽しむ人、成功している人の特徴を見事に表していると思います。

1、人生を楽しむ人は、自分の夢を追うが、人生を楽しめない人は、成果を追う。
松井秀喜ベースボール記念館で特に印象に残ったのは、「私は、兄達と草原で三角ベースをやっていた頃から、ボールをもっと遠くに飛ばしたい。野球がもっとうまくなりたいという気持ちで野球をやってきました。アメリカに渡った今でも、その気持ちだけで野球をやっています」という松井選手の言葉でした。
おそらく松井選手にとっては、成績は二の次で、一打席、一打席、納得のいく勝負をすることが全てであり、そのためにトレーニングを積んでいるのだと思います。

2、人生を楽しむ人にとって、目標(仕事)は自分の夢であるが、人生を楽しめない人にとっては、目標(仕事)は人から強いられた「しなければならないこと」である。
自分の迅阿世のために生きず、会社のために働いている人には分からないと思いますが、自分の人生のために最高のプレートをしようと思っている人にとっては、みんなが敬遠したくなるような達成の難しい仕事であるほど、やり甲斐があり、燃えるものなのです。

3、人生を楽しむ人にとって努力や工夫は、夢への架け橋で、自分から求めるものですが、人生を楽しめない人にとっては、努力や工夫は苦痛でしかなく、出来る限り避けたいものである。
松井選手は、厳しい部活動が終わってからも、家で毎日、バッティングの練習を続けたそうです。そのように人生を楽しむ人は、寝ても覚めても目標を達成するためにどうしたらよいかを考えて、努力し、工夫し続けます。それは、努力や工夫は、自分の夢を叶える架け橋だからです。ところが、人生を楽しめない人は、工夫や努力をせず、元気をなくして、達成できない理由を見つめます。なぜなら、人生を楽しめない人にとって努力や工夫は、やりたくないことでしかなく、避けたいことだからです。

4、人生を楽しむ人にとっては、逆境こそ最高の勝負どころで、意欲が燃え上がるが、人生を楽しめない人にとっては、逆境は単に最悪の場面でしかない。
おそらく松井選手のようなバッターは、一点差で負けている大事な打席であればあるほど、「この勝負、俺に任せろ!」と思って打席に向かうと思います。相手のピッチャーが、打ち込むことが難しい良いピッチャーであればあるほど、対戦に燃えると思うのですが、世の中には、会社の社運を掛けた大事な仕事を頼まれた時に「何で俺なんだよ!無理だよ!」と暗い顔をする人がいるものです。そんな人が、成功するはずありませんし、人生を楽しめるはずがないのです。

5、人生を楽しめる人は、熱意と元気で人にやる気を与えるが、人生を楽しめない人は、無気力と無責任によって人のやる気を奪う。
人生を楽しむ人は、たとえ球拾いのようなことにでも、その熱意と元気で周りを巻き込み自分自身の気持ちを乗せていきます。ところが人生を楽しめない人は、その無気力と無責任によって、周りの人のやる気も奪っていきます。その結果、人からの応援や人とのかかわりが少なくなり、さらに力が発揮できなくなっていくのです。

杉井保之氏 「こおろぎ」より

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