【こおろぎ】が届きました

(2007年05月31日)

可能性の扉

私が皆さんに、「100km、走ってみませんか?」と言ったらどうでしょう?普段走っている方でも、距離が100kmとなると尻込みする人がほとんどだと思います。

ところが、これまでほとんど走ったことのないオジサン達が、今年の初めから走り始めて、4月29日に開かれたチャレンジ富士五湖ウルトラ・マラソンに挑戦したのです。

今回、挑戦したのは、111kmに2名、100kmに4名、70kmに4名の計10名です。そのうち111km1名、100km2名、70km2名の5名が完走し、完走できなかった人達も、目標距離の7割位まで走り切ったのです!
最終目標であるサロマ・マラソン(6月)では、おそらくほとんどの人が完走することでしょう。

以前、聞いた話によると、小象の足に鎖をつけて杭に縛り付けると、まだ力の弱い小象はその鎖の範囲しか歩けなくなります。そうして育てられた象は、力がついてその杭が抜けるようになっても、「自分には杭は抜けない」と思い込み、その鎖の範囲にいるようになるそうです。

もしかしたら私達の心も、見えない鎖に縛られてはいないでしょうか?

私達も色々な体験をする中で、自分のことを「こんなもの」と自分の限界を決めている気がします。私の場合、子どもの頃、勉強が出来なかったので、「私は勉強が出来ない」と思い込んでいましたし、長距離を走ることが苦手だったので「私にはマラソン無理だ」とずっと思っていました。
しかし、今の私達はそのときの子どもではないのです。

事実、出来ないと思っていた勉強も、40歳を過ぎてから大学に入学したり、専門学校で授業をするようになりましたし、長い距離を走るのが苦手と思っていた私が100kmマラソンを完走したりするのです。

もちろん何をやっても出来るようになるとは思っていませんが、子どもの頃、出来なかったことが出来るようになることは、とても楽しいものです。そうした体験は、これまで自分が思い込んでいた「自分の限界」がいかにいい加減なものかということを実感させてくれ、「今度はこんなことをしてみよう!」「あんなことも出来るかもしれない」と自分の人生に対する夢が膨らんでいくのです。

私は、人より早く能力が開花することが良いことだと、ずっと思っていましたが、毎日が晴天だったら、晴天は当たり前になってしまい、嬉しいことではなくなるように、子どもの頃の私の成績がすべて良かったら、私はこの歳になって出来るようになる喜びを経験できなかったと思います。そう考えると、子どもの頃、忌まわしく思っていた「出来なかったこと」は、私の「喜びの種」だったと思うのです。

たまに「人生がつまらない」と言っている人を見かけますが、その人達は、日々の変化に気づかない人か、やっても出来そうもないことに挑戦していない人かもしれません。

同じ景色ばかり見ていたり、結果の分かることばかり繰り返していても、自分の可能性は広がらず、夢は見えてはこないのです。
人の細胞は刻々と作り変わっていて数ヶ月たつとすべて新しくなるという話を伺ったことがありますが、コツコツとした努力を積み上げることで人は変われると私は思っています。

私達が、生きることの楽しさを味わい素敵な思い出を作ることが、子ども達に夢を与えることに繋がると思うのです。
是非、生を与えられていることのすばらしさを満喫しましょう!

杉井保之氏 【こおろぎ】より

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