社長ブログ

開発造成した宅地が大地震によって地すべりを発生させ、住宅地に甚大な被害をもたらしました。

(2015年08月26日)

私たちの会社では、この地すべりを起こした地域の、

緊急対策復旧工事をしています。

震災による地滑り対策復旧工事

地すべりを起こした地域の崩落状況により、

復旧工事のやり方が変わります。

この地域は石積ブロックが壊されました。

新しい石積みブロックに積みなおします。

震災による地滑り対策復旧工事

震災による地滑り対策復旧工事

震災による地滑り対策復旧工事

こちらの地域は宅地が地すべりを起こしています。

地すべりを止めるために鋼管杭を地中深く何本も打ち込みます。

鋼管杭によって、傾斜地の地盤崩壊を防止します。

震災による地滑り対策復旧工事

震災による地滑り対策復旧工事

こちらの地域は大地震で擁壁が破壊されました。

地盤が弱いために、

柱状改良工事といわれる地盤補強工事を行っています。

地盤補強工事完了後に擁壁を造ります。

震災による地滑り対策復旧工事

この地域は既存の石積み擁壁に大地震によって亀裂が入りました。

鉄筋とコンクリートで補強工事を行いました。

震災による地滑り対策復旧工事

震災による地滑り対策復旧工事

震災による地滑り対策復旧工事

住宅地のため、住宅そのものの復旧と、植木などの植栽、

ブロック積みなどの外構、庭、デッキなどの付属施設では、

直し方も異なります。

一軒一軒、被害の状況も異なります。

その異なる被害に合わせた復旧工法を選択しなければなりません。

今回の工事は、住宅地で被害を受けた方々の宅地を復旧する工事で、

多くの被災者の宅地が被災したまま残されています。

完成するまでは、気の遠くなるような作業が待ち受けていますが、

一軒一軒、自分の家だと思い大切に丁寧に

復旧作業を続けていきたいです。

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