社長ブログ

海水と戦う男たち!

(2016年03月16日)

3.11 東日本大震災

復興工事で下水道管を新設しています!

東日本大震災の復興を応援します!

宮城県塩竃市

3.11東日本大震災で甚大な被害を受けました。

大津波が港町を襲い、そこで暮らす人たちのすべてを流しました。

あれから5年が経ちました。

これが被災地の現実です。

塩竃市は海沿いの港町です。

海水の影響をまともに受ける地域です。

50㎝も掘ると海水が湧き出ます。

大津波で被害を受けた海沿いの土地は盛土されました。

盛土した土地で生活するためには下水道や水道施設などの

ライフラインが必要になります。

今回私たちが行っている復興工事は、

盛土した土地に下水道管を新設する工事です。

ところが海沿いの土地に盛土をして造った土地は地盤がもろく、

弱くて通常の下水道工事を行うと、

すぐに不等沈下が起きてガタガタになってしまい壊れてしまいます。

そのため、特殊な杭

地中に形成し杭の上に下水道管を載せて管路を造ります。

復興工事で下水道管を新設

復興工事で下水道管を新設

杭はセメント系の液体に圧力をかけて地中に注入し、

液体が固結して造られます。

液体は現場にプラントを設け注入場所の近くで造ります。

復興工事で下水道管を新設

復興工事で下水道管を新設

地中にできた杭を地表から見るとこんな感じになります。

復興工事で下水道管を新設

地中に杭が出来上がったところで掘り起こし、

新しい下水道管を杭の上に埋設します。

場所によっては、地上からかなり深いところに

埋められている下水道管もあります。

ところが、深く掘ればその分、

海水との戦いも大変なものになります。

大型のポンプで海水を排出しながら、必死で作業しています。

大震災は一部ではなく、そこにあるもの全てを壊します。

復興工事を行っていると、大震災の凄さや恐ろしさを日々感じます。

北国の冬は寒さも厳しいです。

北風が痛いくらいにほほをさします。

海岸近くでも雪がちらついています。

春が待ち遠しいです。

それでも被災地の方々は

  頑張って前進しています。

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