社長ブログ

【こおろぎ】が届きました

(2007年10月04日)

こおろぎ人は石垣、人は城

皆さんも「人は石垣、人は城」という言葉を聞いたことがあると思いますが、組織の盛衰を決めるのは、その組織を支える「人」にかかっているといっても過言ではないと思います。

 では、この「人」とは、誰を指しているのでしょう?

 会社を始めた頃の私は、この「人」とは、社員さんのことだと思っていました。しかし、20年間、自分の会社を経営し、いくつかの会社の経営をお手伝いさせていただく中で、この「人」とは社員さんのことではないと思うようになりました。

 その「人」とは、「羊が率いる100匹のライオンの群れよりも、ライオンが率いる100匹の羊のほうが強い」という言葉があるようにリーダーのことだと思うのです。

 確かに、私どものような中小企業には、優秀な社員さんはなかなか入ってくれません。しかし、優秀な社員さんがそろったら会社が儲かり、優秀な社員さんがそろわなければ儲からないというわけでもないと思います。事実、父の借金を引き継ぎ、コタツを事務机として始めた会社でも、それなりの利益を出し、20年間で3億円もの借金を返済することができたのです。

 たまに「部下が言うことを聞かない」「儲からない」と愚痴を言っている経営者がいますが、私は「売上が上がらないというのは自社の満足度が他社よりも低いということ」「利幅が薄いということは魅力がないということ」「部下がついて来ないとしたら、自分が期待され、信頼される行動をとっていないということ」というように、自分が置かれている環境や自分に起こる問題は、自分自身の投影だと考えています。ですから自分が現状を変えない限り、同様の問題が起こり続けると思うのです。

 もし、他社よりも自社を選んでもらいたいと思うのなら、他社よりも良い会社になるしかありません。そのためには他社より手をかけ、魅力を高めるしかないと思います。ところが、他社よりも手をかけ、魅力を高めることは、面倒なことなのです。リーダーの腕の見せ所は、どうしたら手のかかることを少しでも楽しくし、どういう私なら面倒なことを気持ちよく引き受けてもらえるかにかかっていると思うのです。

 100匹の羊の群れで、100匹のライオンの群れに勝つのがリーダーの本懐であり、醍醐味だと思います。今、そうした夢を見せ、共に人生を歩きたいと思わせるリーダーが少なくなった気がします。

杉井保之氏「こおろぎ」より

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